世界各地に植民地を持っていた大英帝国は、アメリカ・オーストラリアで起こったゴールドラッシュにより更に栄えます。
イギリスに流れ込んだ大量の金と、産業革命により飛躍した生産技術は、ジュエリーの大衆化を可能にしました。
権力と富の象徴であった宝飾品が、もっと人々の生活に近いものになるのです。
愛する人へのメッセージを込めたものや、喪に服する為のものなど、『センチメントジュエリー』というものが流行します。
その流行を作り出したのは、世界中が注目するファッションリーダーであったヴィクトリア女王でした。
17歳の時に後の夫となるアルバート公に出会ったヴィクトリア女王は、アルバート公に一目惚れします。
アルバート公の優しさ、知的さに惚れ込んだヴィクトリア女王は19歳の時に自らプロポーズ。
アルバート公はヴィクトリア女王が銃で撃たれた時には馬車に引き倒してかばったり、ヴィクトリア女王は静かで穏やかな結婚生活を望んでいたアルバート公を尊重するなど、穏やかに愛を育んでいきます。
幸せな結婚生活は文字通り「死が二人を別つまで」続き、民衆の模範となりました。
夫婦は何かの機会がある度に、自らがデザインしたジュエリーを贈りあっており、「プレゼントを贈る」という流行を生み出しました。
それが、センチメントジュエリーであり、メッセージジュエリー。
婚約の証としてのジュエリーはもちろんのこと、薔薇などの花のモチーフをリボンで結んだデザインは花言葉によって少しずつ意味が異なるものの、最上級の愛の証とされ、男性から女性への求愛にも使われました。
花言葉もそうですが、石の頭文字によってメッセージを伝えることも流行りました。
それが、”REGARD” （敬愛）リングと”DEAREST” （最愛）リングです。
1981 9K REGARDS Ring ¥120,000+tax
金種：9金
石：ルビー、エメラルド、ガーネット、アメシスト、サファイア（鑑別書有り）
製造年：1981年
製造場所：ロンドン
※こちらのリングのみダイアモンドが天然ではございません。
70年代〜80年代はヴィクトリアンリバイバルと呼ばれる、ヴィクトリア時代のデザインが多く復刻された時代。
残念ながらとても貴重な為ヴィクトリア時代のものは入手できませんでしたが、復刻版のヴィンテージが入荷いたしました。
R：ルビー
E：エメラルド
G：ガーネット
A：アメシスト
R：ルビー
D：ダイアモンド
S：サファイア
1988 9K DEAREST Ring ¥150,ooo+tax
金種：9金
石：ダイアモンド、エメラルド、アメシスト、ルビー、サファイア、グリーントルマリン（鑑別書有り）
製造年：1988
製造場所：ロンドン
こちらも80年代に復刻されたDEARESTリング。
「最愛」というメッセージが込められたリングは、男性から女性へのプレゼントに最適ですね。
婚約指輪とするのも素敵です。
D：ダイアモンド
E：エメラルド
A：アメシスト
R：ルビー
E：エメラルド
S：サファイア
T：グリーントルマリン
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職人の確認次第となりますが、ほとんどのリングがサイズ直し可能でございます。
是非店頭でお試しくださいませ。
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代引きや銀行振込によるお買い物も承っております。
気になる商品がございましたら、お気軽に店舗までお問い合わせ下さいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。
※社会貢献の一環として、物販商品について売上の一部を財団法人日本ユニセフ協会に寄付させていただきます。
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ジュエリー・雑貨の卸売も行なっております。
詳しくは『【企業様向け】ジュエリー・雑貨の卸売』(http://atelier-ninon.com/blog/blog/1673/) をご覧くださいませ。
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