Retromania – 70’s London Vintage Fashion Pop-Up –

アトリエ ニノンでは、6月14日(木)から7月8日(日)の期間中、カラフルな70年代のヴィンテージウェアを集めてフェアを開催致します。

今回はロンドンのヴィンテージディーラー『Sugar & Son』とのコラボレーション企画となります。

両店がこのフェアの為に集めたとっておきのドレスやブラウス、スカートを是非ご覧くださいませ。

ラブ&ピース、サイケデリック、ヒッピー、ボヘミアンなど、様々なキーワードで表現される1970年代。

若者が時代を牽引し、音楽・映画・アートなどのポップカルチャーから政治・社会運動にまで多大な影響を及ぼした時代です。

英国では、日本における男女雇用機会均等法より10年早い70年代に、性差別禁止法などが制定され、男女格差を解消する方向に向かいました。その他、反戦・階級社会への反発など、自由を叫び多様性が認められ始めたこの時代、ユニセックスな服装や髪型、一方で女性であることを満喫するセクシー&フェミニンなファッションも花開きました。

ロンドンからは、現代まで崇拝され続けるようなロックやポップ、ファッションアイコンも登場。『セクレタリースタイル』と呼ばれる、ボウタイやフリル襟、幾何学柄のジャージ素材の機能的なドレスで颯爽と働く女性たちなど、様々なスタイルがロンドンの街を彩りました。

また、70年代は、若者が古着を懐古ファッションとして楽しみだした時代でもあります。

『ヴィクトリアン・リバイバル』と呼ばれる、ヴィクトリア時代風のレースをあしらった花鳥モチーフのロマンチックなマキシドレスも、ヒッピー、ボヘミアンなスタイルと共に流行。それらはオジー・クラーク、BIBA、ローラ・アシュレイなどロンドンのデザイナードレスにも多く反映され、当時のセレブリティの着こなしによって、世界中にグラマラスに紹介されました。

今回は、「着た時に心踊るか」という観点で、多様なスタイルの70年代ロンドンのヴィンテージウエアを集めてきました。その時代の自由な空気を感じていただけたら幸いです。